GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンI
壮大な序章
この巻における序章だけで100ページ使うのはどうかと思う。
20ページにわたる世界観説明はどうかと思う。
今までは設定を小出しにしていたんだけど、今回はムリか。
終わクロもホライゾンもどちらも末法の世を扱っているところが似ている気がする。
終わりのクロニクルとの相違点
設定
遠未来、地球に戻ってきた人類は神州*2以外に住む場所が無くなったことに驚愕した。やむを得ず神州をコピーして土地を二倍にした人類。彼らはオリジナルの方を日本、コピーを世界と見立てた。
人類の再興を願う彼らは「ご先祖様と同じことをすればインジャネ」と考え歴史を再現し始めたのである。
「ブルータス、またお前か!」P.122
上引用部分はまさに歴史再現を如実に示している。
しかし、日本の南北朝時代を再現していた頃事件は起こった。
南北に朝廷が分裂した余波で、二つの世界がクラッシュしたのである。結果、世界と日本の歴史をひとつの場所で行うハメに。
さらに悲劇は続く。誰も歴史が解らなくなってしまったのである。歴史は一種の予言書の形で示されていたのであるが、その予言が止まってしまったわけである。1648年、最後の予言が記された年に、物語ははじまる。
あ、公式サイトに行った方がよくわかると思います。