2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年度のライトノベルまとめ

電撃ばっかり読んでいる人間なんで読んでも多分つまらないでしょう。 申し訳ありません。あと、ほとんどけなしているエントリです。申し訳ありません。 合わなかった作品 傷物語 偽物語(上) (講談社BOX)作者: 西尾維新,VOFAN出版社/メーカー: 講談社発売日: …

ライトノベルの十戒?

ラノベ365日: ライトノベルの十戒このエントリを読んで、泡沫ブロガーの私も挑戦してみました。改変に近いですが。 参考ノックスの十戒とは IVAN流ライトノベルの十戒 シリーズ中盤以降に新たな登場人物を出すときは、既存の登場人物と何らかの関係性を持た…

銀河英雄伝説外伝〈2〉ユリアンのイゼルローン日記

ISBN:9784488725129 日記形式の外伝 本書は、銀河英雄伝説第2巻あたりの出来事を、ユリアンの視点で描いたものです。 前線ながらも、平穏な日々を扱った、希有な作品でしょう。 過去のエントリ 銀河英雄伝説外伝 (1) 銀河英雄伝説10 落日編

マリア様がみてるハローグッバイ

ISBN:9784086012447 ごきげんよう ごきげんよう 「ごきげんよう」という言葉は「こんにちは」「さようなら」の両方の意味に使える、このようなことがタイトルに含意されているようです。 ブギーポップの昔からあるこの作品もとうとうクライマックス。祐巳と…

SH@PPLE-しゃっぷる-(1)

ISBN:9784829132753 とりかえばや 双子の姉弟が入れ替わる物語。 動機が不純*1なのですが、それでも結果的に他人の苦悩を理解するなど、美しいおはなしになっています。 偏見ですが、それは作者が『文学少女』『黄昏色の詠使い』シリーズの絵師と姉妹だから…

H+P(1)-ひめぱら-

ISBN:9784829133224 王道中の王道、あるいはバカ一 とある少年が異世界に召還されて、そのうえ複数の王女から求婚され、しかも主人公は伝説の英雄になってしまうおはなしです。 バカ一過ぎて、ツッコミどころがありすぎて とりあえずひとこと。 魔法名を叫ぶ…

スレイヤーズ

ISBN:9784829123454 90年代を代表する作品 あまりにも有名なこの作品*1。レイで有名な林原さんも当時はこの作品の主人公、リナで有名だったとか。今年、アニメーション第4期放映。 やたらと強い主人公が所狭しと暴れるのは壮観ではあるのですが、登場人物に…

鋼殻のレギオス11 インパクト・ガールズ

ISBN:9784829133590 主人公と視点人物 このシリーズ、主人公のレイフォンがやたら強い。 それが原因なのであろうか、レイフォン視点よりも、それを取り巻く女性視点の方が多い気がする。 この短編集ではそれがより顕著になっていた。 このシリーズは「俺TUEE…

アカイロ/ロマンス 2 ―少女の恋、少女の病

ISBN:9784048674249 主人公の葛藤が理解できなかった一冊 俺も年をとったのだろうか。 主人公が何故逃げないのか良くわからなかった。 あ、一番笑えたのは"伝家の宝刀をチェーンソーに打ち直してカモフラージュした"くだりです。 過去のエントリ アカイロ/ロ…

人類は衰退しました 4

ISBN:9784094511048 個人的には今までで一番 今回は、 謎の工場で一騒動 調停官、朝廷を開く の二本立てです。 英語のスラングを直訳して混乱したりと、色々笑える要素満載です。 過去のエントリ 人類は衰退しました2 人類は衰退しました3

黄昏色の詠使いVIII 百億の星にリリスは祈り

ISBN:9784829133576 一応の決着 やたらとイレギュラーを出しまくっていたこのシリーズですが、ようやくその理由が明かされました。 個人的には後付だろうが何だろうが、理由さえ示されればインフレ出まくっても気にしません。 特に今回の場合は、これ以上イ…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉

ISBN:9784048674263 1巻より確実に面白い 前回はWEBサイトの取り上げ方が、背後のオタク文化を示唆するためだけに使われていましたが、今回はそれ以上の必然性をもって取り上げられていたのが素晴らしかった。 前回は、「桐乃がどんなにネット中毒か」を示す…

ラドウィンの冒険

ISBN:9784048674317 剣と魔法のファンタジー やたら分厚い 魔法が得意な剣士志望 とにかく分厚かったことしかおぼえていません。

リリスにおまかせ!〈3〉

ISBN:9784048674218 主人の行動を全て好意的に解釈するコメディ第3弾 話の内容は上記のサブタイトルに尽きます。使い魔リリスが主人サタンのアホな行動を好意的に解釈し続けるのがメインの作品です。 話の流れは毎回決まっていて、 リリスとサタンのボケボケ…

さよならピアノソナタ〈4〉

ISBN:9784048674294 ついに完結 とうとう完結です。ま、これ以上続けてもただの引き延ばしにしかなりませんからね。 個人的に好きなのは、第4章のクラシック的小ネタと、第6章の思わぬ展開です。 それを受けての第7章最後の分 それが、ぼくのひとつ目の失敗…

山口組概論―最強組織はなぜ成立したのか

ISBN:9784480064639 日本最大の暴力団について扱った一冊。 実体はともかく、組織のトップの思想がかいま見られる本です。

世界平和は一家団欒のあとに〈6〉星弓さんちの非日常

ISBN:9784048674287 短編集となっています。 いつも通り、家族の悩みを"世界の命運"という誇大妄想的陰謀で解決しておりますが、短編ゆえにテンポが3倍増しとなっています。

断章のグリム〈9〉なでしこ〈下〉

ISBN:9784048674201 覚悟 「さあ、始めろ。誰が殺すか、誰を助けて、誰を殺すかを決めろ。別れを済ませて納得せい。それができんのなら――――最後の最後まで足掻いて、せいぜい悔いがなくなるまで、足掻くといい」 前回のエントリで正直なところ、何人犠牲にな…

リセット・ワールド〈3〉僕らが創るべき未来

ISBN:9784048674270 あくまでも可能性について語った作品 自衛隊基地の武器を流用したり、自作ガソリン、自作モーターグライダーをつくるほどの子ども達が登場するこの作品。しかしながら戦車を登場させることはなかった。その理由は、「技術があまりにも専…

東京奇譚集

ISBN:9784101001562 村上春樹が苦手な私です。 一応読んでみました。 今までの短編集よりもオチがあったように感じます。 いつも以上の駄文で申し訳ありません。

ソーサラー狩り 爆れつハンター 血封印

ISBN:9784073002000 伝説の人 もはや黒歴史と化している気もしますが、確実にライトノベル形成の歴史に重大な影響を及ぼした方がいます。あかほりさとるです。今の講談社系*1の作品を「どうでも良いことをやたらとくどくど書く」とカテゴライズするならば、…