ケータイ小説「あたし彼女」
http://nkst.jp/vote2/novel.php?auther=20080001
冒頭を見て卒倒。
12時間後、読み返す
50ページくらいでその文体リズムになれてきた。
ぶっちゃけ、文体が酷い/先鋭的なものなんて、腐るほどあるんですけどね。
クライム カタリスト オラトリオ
「まさか、後罪の触媒を<讃来歌>無しで?」教師たちの狼狽した声が次々と上がる。
……なんでだろう。何を驚いているんだろう。
カタリスト チャネル
ただ普通に、この触媒を使って名詠門を開かせただけなのに。よ
そう言えば、何を詠ぼう。自分の一番好きな花でいいかな。
どんな宝石より素敵な、わたしの大好きな緋色の花。
赤
――『Keinez』――そして、少女の口ずさんだその後に――
『黄昏色の詠使い』より
「はっ、何を言うてんカミやんは。ボクぁ落下型ヒロインのみならず
義姉義妹義母義娘双子未亡人先輩後輩同級生女教師幼なじみお嬢様
金髪黒髪茶髪銀髪ロングヘアセミロングショートヘアボブ縦ロール
ストレートツインテールポニーテールお下げ三つ編み二つ縛りウェ
ーブくせっ毛アホ毛セーラーブレザー体操服柔道着弓道着保母さん
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バカ水着人外幽霊獣耳娘まであらゆる女性を迎え入れる包容力を持
っているんだよ?」
ま、早い話が「これは酷い」という文体は多いんですよね。
一方でただひたすら「ポンパ」といってるだけの小説が芥川賞だったりするから困る。
結局、文体に対する慣れで作品の評価が決まるのではないでしょうか。