リセット・ワールド〈3〉僕らが創るべき未来

ISBN:9784048674270

あくまでも可能性について語った作品

自衛隊基地の武器を流用したり、自作ガソリン、自作モーターグライダーをつくるほどの子ども達が登場するこの作品。しかしながら戦車を登場させることはなかった。その理由は、「技術があまりにも専門的すぎる」とのこと。お見それしました。
確かに、「突飛な設定は冒頭だけにして、あとは実現可能な範囲で描写する」という作品は最近じゃほとんどみられません。酷いのになると、「○○は実は世界の創世に関わっていた」とかいう、どう見ても後付にしか思えない作品もあったりします。ま、どうでもいいか。