スローターハウス5

ドレスデン爆撃の経験からこの小説は書かれた。
とはいっても、単なる反戦小説ではない。
時系列は分断され、宇宙人が登場する。
そして、人の死が等しく軽くなる。

「そういうものだ」

この言葉が通奏低音となって印象深い味わいとなっている。