シュガーダーク

無難。ハルヒから6年ぶりの大賞。
登場人物と舞台が必要最小限にまとまっているのがすごいといえばすごい。
戦闘描写も話を進める上で必要な程度にとどめている。
説明も話題進行にあわせて手順をとっている。
最終章直前でそこそこの謎を提示する。
小さな物語から「世界的陰謀を打破」とかまで飛躍していない事に好感を覚える*1
巧い。
「この落ちで続編出るの?」というお約束の感想が出るくらいまとまっている。
ただ、スニーカーって呪われているんだよなぁ。

*1:恨みを持つものは、とある個人に恨みをもち復讐の対象も世界ではなくその周辺に留まっている