マリア様がみてる 私の巣

マリア様がみてる 35 私の巣(マイネスト) (コバルト文庫)

番外編で丸々一冊。
確かに、今までもバラファミリー以外が主人公になった巻はありました。
しかし、今回の巻は話が違います。
統一された主人公が一巻丸々主人公なのです。
その点をしっかり理解して取りかからないと拍子抜けしてしまうかも知れません。


話の内容は「大家族」
複雑な家族構成が原因となるドタバタコメディ。
登場人物の内2名が現役リリアンという点以外、『マリア様がみてる』シリーズとしての意義は存在しません。
もちろん、シリーズとしての意義が存在しないからといって駄作というわけではありませんが。
寧ろ、縛りが弱くなっただけあって良い方向に向かっている気もします。