全ての歌を夢見る子供たち

全ての歌を夢見る子供たちISBN:9784829132609

目次
序奏『伝えられない、ということ』
一奏『別れる、ということ』
間奏第一幕『ミシュダル −孤独−』
間奏第二幕『カインツ −風の道標−』
二奏『見失う、ということ』
間奏第三幕『アルヴィル −流浪−』
三奏『苦しむ、ということ』
四奏『そんな全ての残酷を心に負って』
空奏『deus Arma riris?(なぜわたしたちを引き離す)』
五奏『それでも あなたのそばにいたいから』
間奏第四幕『シャオ −弱き者−』
間奏第五幕『レイン −名詠式って、なんですか−』
六奏『目覚めの時、紡ぐ約束』
終奏『あなたは詠うように微笑んで』
贈奏『始まりは、風歌うこの場所で』
あとがき

語るは少なし

作者氏はこの作品世界の仕組みについて迫っていくようです。
つまりファンタジーからSFテイストになっていくということですね。
この巻のストーリーは

  • 昏睡状態になったヒロインのために、周囲が東奔西走する。
  • ヒロインは夢の中で自問自答する。

という形式になっています。誤解を恐れずに、手っ取り早く言えば、『ハリーポッターと秘密の部屋』+『レジンキャストミルク2』です。