GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンI

ISBN:9784048672702

はじめからクライマックス

最初から飛ばしてますね。
いきなりとらわれのヒロインを助けに向かう主人公。
構造はあまり変わっていない。
詭弁で討論→ルールを守ってドンパチ
相違点はふたつ。

  • キーワードが終わクロが「正逆」ならホライゾンは「平行線」
  • いきなり相手方が「詭弁だなあ」と言い出すこと。*1

主人公の新境地

完全無能力な主人公だと思っていたのですが、ある程度力は与えられているようです。言うならば「頭が悪いことを自覚している坂井悠二*2」。その力は「どんなことがあっても笑い続けていることを条件に、戦艦のエネルギーを味方に供給し続ける」これまた扱いにくいものを。
ともかく、上下ワンセットで読むと非常に面白いと私は考えます。

*1:いや、事実だけど。詭弁で救われたAhead世界は一体…

*2:灼眼のシャナ』の主人公。ほぼ無限のエネルギーをヒロインのシャナに供給し続ける