冬の巨人

冬の巨人ISBN:4199051570
ブラックロッド』・『超妹大戦シスマゲドン』・『ある日、爆弾がおちてきて』等、吹っ飛んだ作品が多い奇才、古橋秀之の作品

世界観

氷河期の時代、人々はどこへともなく歩いていく「ミール」という巨人の上で暮らしていた。富めるものは巨人の体内で、貧しきものは巨人の表皮でかろうじて生きていた。
世界=巨人の終末を唱える「終末党」が活動するなど、社会情勢が不安定な時代に物語は始まる。

登場人物

オーリャ:主人公。貧しい少年。ディエーニンの下で働く。
ディエーニン:教授。「ミール」の外の世界を研究。
レーナ:外の世界にいた謎の少女。偶然オーリャと出会う。
ウーシシチ:教士。牧師のようなもの。
ザボーディン:「ミール」有数の政治家。
ジェーニャ:ザボーディンの娘。偶然オーリャと出会う。

外観

手っ取り早くいえば宮崎アニメを200ページでまとめた感じ。しっかりとしたボーイミーツガールになっています。今期で5本の指には入るライトノベルです。