セカイ系と上遠野浩平
久しぶりの更新
俺の妄想の中の「セカイ系」
上遠野浩平氏の「ブギーポップ」シリーズにありがちな展開
これのどこがセカイ系なのだろうか?
常に疑問に思っていたのだがようやく気がついた。
特に『最終兵器彼女』などは、“きみとぼく”が「世界」の上位に来ている、すなわち「きみとぼく」の行動で「世界」の行く末が決まってしまうという設定であるのも興味深い。
セカイ系より
「ブギーポップ」シリーズでは、確かに主人公たちは世界を守る宿命は無いが、世界を「壊そう」とするインセンティブはあるのだ。
例えば『オルフェの方舟』ではブギーポップを倒して主人公と平穏に暮らせるのならば世界を崩壊させても良い、というヒロインが登場する。このように、俺の妄想定義のはじめの二つは当てはまらないけど、残りの二つがブギーポップにも当てはまると考える。
さらにはてなでの解説をふまえると
"「きみとぼく」の行動で「世界」の行く末が決まってしまう"
ということが
- 世界を「壊そう」とする
- 主人公かヒロインが世界をまもるために戦わざるを得なくなる