嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実

ISBN:9784048672122

入間人間先生の次回作にご期待ください!
P.250

サブタイトルといい、書影といい、まさに最終回を予期させる作品。いつもはミステリ仕立ての展開のおかげで、大けがをしながらも事なきを得ている主人公。今回は「学校に立てこもり犯があらわれた!どうしよう!」という展開。流石にこれについては一筋縄ではいかないなと実感しながらも、どうにかしようと行動する我らがみーくん。サテその結末は如何に?
結局最後の最後まで結末は明かされませんでした。彷彿とさせたのがコードギアス第1期のラストシーン。主要人物2名が互いに銃を向け合って、暗転、そして銃声、スタッフロール。コードギアスはこのようにしてひとまずの決着を迎えたわけですが、この作品もまさにそのような感じ。続編に期待です。というよりも、公式設定としての結末を知りたい感じですね。

さて、これでこのシリーズは終わりなのかどうかということについて。
確かにここで終わらせても問題はないのですが、口絵に描かれながらも登場していない人物が一人。話に絡ませられなかったからという理由でもなさそうです。なぜならば、主軸となる話の間に口絵に描かれた人物の短編が数話挟まれていたからです。
登場しなかった人物の名前は大江湯女。
大江湯女

ユナ・オオエ

ユナ・オーエン

ユナ・ナンシー・オーエン

U.N.オーエン